高畠町有機農業提携センター りんご部会
昨年は近年にない雪の少ない年でした。冬期間の雪降ろしなど除雪作業がなく楽な年でした。例年通り3月に剪定を始めました。雪が少なく作業も順調に進み4月には剪定枝片付け、土作りの基本となる堆肥・有機質肥料を散布し、耕耘作業を行いました。一昨年大豊作だった為、今年の花芽の充実が心配されましたが5月10日頃花が満開となり、着果量もある程度確保できました。6月に摘果、7月には1個1個袋掛けを行いました。りんご栽培で1番手間のかかる作業ですが、病害虫からりんごを守る為には大切な作業です。また完全無農薬では栽培できない為、防除も数回行いましたが当地比約4分の1の防除で8月上旬に止め散布をし、これまで通り安全性には十分配慮しております。 8月には数回台風の上陸がありましたが殆んど被害はなく、9月〜10月の除袋を迎えることが出来ました。11月中旬頃から収穫作業を始めましたが、後半には雪が降り雪の中での収穫となりました。 今年は8月〜9月の天候がよかった為、品質的には良い年となりましたが、一部の園地では黒点病が発生し、外観的に問題も出でしまいました。 毎年大きな被害を出している害虫の対策として、誘蛾燈による捕殺に取り組みました。(星さん園地)昨年から見ると被害はある程度抑えられましたが数年連続して使う事により害虫の密度が減り、効果はこれから大きく出てくることに期待しております。 また、昨年度のりんごを農民連分析センターで分析していただいたところ検査機で限界まで分析しても「検出せず」の結果が出ており、消毒の痕跡すらない程、無農薬に近いと言う報告を受けました。安全性には自信を持っておりましたが、科学的にも立証され、これからのりんご栽培に益々励みとなりました。 今年も自然相手に何らかの被害を受けるかもしれませんが秋の収穫を楽しみに家族・会員で力を合わせて頑張りたいと考えております。